ジョニー・デップ×ティム・バートンのタッグがおくるダークファンタジー映画「ダークシャドウ」。
ゴシックで色鮮やかな世界が魅力的で、まるでおとぎ話のようです。
ジョニー・デップ演じるヴァンパイアもコミカルで愛嬌ある楽しいキャラクター。
そんなダークファンタジー映画「ダークシャドウ」のあらすじと見どころ、ラストネタバレ含む感想をつづっています。
画像:Amazon
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目次
映画「ダークシャドウ」あらすじ
時は1972年。
200年の眠りから、ヴァンパイアとして目を覚ましたバーナバス・コリンズ。
かつては繁栄を誇った名家にもかかわらず、没落してしまった末裔たちに、一家の復興を心に誓う。
しかし、200年の間に世の中はすっかり様変わりし、何をやってもズレまくり。
果たして没落した一家の繁栄を取り戻せるのか?
引用:Amazon
姿をヴァンパイアに変えられたバーナバスが196年ぶりに目覚めた!
あまりの世界の変わりようにとまどいつつ、2世紀の呪いに決着をつけます。
映画「ダークシャドウ」総合評価・感想
ティム・バートンとジョニー・デップのタッグによるダークファンタジーな世界観が魅力的。
鮮やかな血がたくさん出てくるのにグロテスクさがなく、むしろ美しさすら感じてしまう映像美がすばらしいです。
そしてお話もところどころクスッとしてしまう場面も多く、楽しいファンタジーでした。
それにしても、子ども向けとも大人向けともいえない独特な描写が面白いです。
映画「ダークシャドウ」見どころ
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196年の眠りから覚めたバーナバスのズレっぷりが面白い
長い眠りから目覚めた瞬間からいきなりボケ炸裂。
「メフィストフェレス」とつぶやいた先がマクドナルドの看板だったり、「あれは悪魔の目玉か、来い。逃げも隠れもしない」と車の前に立ちひかれそうになっていたり。
約2世紀眠っていたのでしかたないのですが、ズレた言動は笑えます。
本人がいたって真面目なところもおかしくてもはやコメディ。
しまいには精神病を疑われるしまつ。
ダークファンタジーの印象とは裏腹に軽快なコメディ
一族のために闘うぞ!とバーナバスが力強く言った瞬間流れるカーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」に吹き出してしまいました。
時代は1970年代の設定なので、ちょうどカーペンターズが活躍していたころなんですね。
T.Rexの音楽も流れていました。
このほかにもダークファンタジーな印象とは違って、意外とおもしろ要素が盛りだくさん。
ラブシーンまでまさかのおもしろおかしい表現でびっくりしました。
要所要所で笑いを提供してくれるバーナバスは愛すべきヴァンパイアです。
因縁
2世紀ぶりの眠りから覚めたバーナバスが再会したのは、かつて一家を滅ぼした、自分をヴァンパイアにしたアンジェリーク。
彼女もまた現代を生きていました。
そしてさらに、最愛のジョゼットに似たヴィクトリアが彼の前に現れます。
お互いに心惹かれあい口づけを交わしますが、かつてと同じようにその現場をアンジェリークは目撃。
この因縁にどう決着がつくのか、見どころのひとつです。
映画「ダークシャドウ」ネタバレ感想
- ジョゼットがたどった運命のようにヴィクトリアは崖から身を投げる
- バーナバスがヴィクトリアにかみつきヴァンパイアとして復活
- 呪いが解ける
- 死亡したと思ったホフマン博士が輸血によってラストにヴァンパイアとして目覚めるところで幕を閉じる
長い長い呪いから解放され、愛するジョゼットも蘇りハッピーエンド。
それでも、最後の最後に衝撃を残す終わり方をするのはずるいですね。
ホフマン博士がヴァンパイア化してしまったので、その後またひと騒動ありそう。
まとめ 映画「ダークシャドウ」
以上、ダークファンタジー映画「ダークシャドウ」のあらすじとネタバレ、感想でした。
ティム・バートンのブラックなおとぎ話のような世界観が好きな方はぜひ。
ダークな世界観ですが、軽快でコミカルなので面白いです。
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