ディズニーアニメーション映画「ファンタジア」。
セリフはなくストーリーに一貫性はありませんが、個人的に超名作だと思っています。
クラシック音楽が好きになるきっかけでもあり、何度も繰り返しビデオテープを見たのを覚えています。
大人になった今でもDVDでときどき見返します。
そんなディズニーファンタジー映画の傑作「ファンタジア」の紹介をします。
目次
ファンタジアってどんな映画?
セリフ一切なしの長編アニメーション映画です。
アニメ映像のバックにクラシック音楽が流れているだけ。
映画は7つのパートで構成されていて、それぞれ物語がクラシック音楽とともに展開されます。
各パート紹介
映画を構成する7つのパートは以下のとおり。
- くるみ割り人形
- 魔法使いの弟子
- 春の祭典
- 田園交響曲
- 時の踊り
- はげ山の一夜
- アヴェ・マリア
くるみ割り人形
金平糖の精の踊り 組曲「くるみ割り人形」より (「ファンタジア」より) -オルゴール-
オルゴール ミドリ
2017/01/18 ¥150
チャイコフスキーの存在を知ったきっかけが「ファンタジア」。
このパートに出てくるキノコが躍るシーンが可愛くて大好きでした。
幻想的な世界観が素敵なパートです。
魔法使いの弟子
魔法使いの弟子 (『ファンタジア』より)
レオポルド・ストコフスキー & フィラデルフィア管弦楽団
1957/01/01 ¥und,efi,ned
ミッキーが魔法使いの帽子を使ったほうきに魔法をかけ大変なことに・・・。
海に飲み込まれていくシーンは子どものころは少し怖かったですね。
あとほうきが自らの意思をもったかのようにバケツを運んでる姿もちょっと気味が悪かったのを覚えています。
春の祭典
<ファンタジア>バレエ音楽「春の祭典」/春のきざし、乙女たちの踊り(ストラヴィンスキー)
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ & ミネソタ管弦楽団
2009/11/01 ¥150
生命誕生、そして恐竜時代の繁栄と絶滅までを描いたパート。
ステゴサウルスがティラノサウルスに襲われるシーンは大人になった今みても緊張が走ります。
ティラノサウルスや氷河期で苦しむ恐竜たちの場面は音楽の効果でより不安をあおってきます。
田園交響曲
交響曲 第6番《田園》 〜第1楽章
オトマール・スウィトナー & シュターツカペレ・ベルリン
2002/06/21 ¥-1
「ファンタジア」で一番平和・安心を感じるパートがここです。
ペガサス・ユニコーンたちが可愛いです。
そして私が一番「ファンタジア」で好きなのがケンタウルスのお見合いシーン。
キューピッドたちが一生懸命きっかけを作ろうとする姿が可愛い。
時の踊り
<ファンタジア>歌劇「ジョコンダ」/時の踊り(ポンキエルリ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 & フランチェスコ・マッキ
2009/11/01 ¥150
カバやワニ、ダチョウなどの動物がはちゃめちゃに踊るパート。
ここはとくに物語性はなし。
ただただ踊る。
なぜか子どものころはこのパートに面白さを感じてました。
はげ山の一夜
はげ山の一夜
フィルハーモニア管弦楽団 & エマニュエル・クリヴィヌ
2003/07/23 ¥-1
私的にはトラウマなパートでした。
地獄のような描写が不気味で、悪魔も怖くて。
そしてさらに不安を煽るクラシック音楽が怖さに拍車をかけてくるんですよね。
普通に大人になってから見ても不気味さを感じます。
アヴェ・マリア
<ファンタジア>アヴェ・マリア(シューベルト)
ミラー・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団 & モンティ・ケリー
2009/11/01 ¥150
まさにエンディングという感じです。
前パートが恐怖だっただけに、静寂で安心しますね。
面白くはないので、子どものころはこのシーンに入ると停止ボタンを押してましたね。
音楽をゆったり味わう場面です。
まとめ
以上、ディズニーファンタジー映画の名作「ファンタジア」の紹介でした。
概念やイメージといったカタチのないものだったり、空想の生物がおりなす世界はファンタジーそのもの。
クラシック音楽で壮大な世界観をみせてくれます。
物語性はなくとも、ファンタジー映画の名作としておすすめできる映画です。