映画「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔~王の帰還」に登場するゴンドールの大将ファラミア。
父デネソールに認められたい思いで指輪を持ち帰ろうするも、フロドのことを理解し死罪を受け入れ解放するシーンには感動させられました。
劇場版ではカットされていますが、未公開シーンも収録されたエクステンデッド・エディションにはさらにファラミアとボロミアのことが詳しく描かれています。
本記事では、ゴンドールの年若き大将ファラミアの気高さについてつづります。
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目次
映画「ロード・オブ・ザ・リング」ファラミアはかっこいい!
父デネソールから褒められたかったファラミア
フロドの指輪に目をつけ、持ち帰ろうと企むファラミア。
兄ボロミアと違い父から冷遇されるファラミアが、認められたいという思いでとった行動です。
なぜデネソールはファラミアを軽く扱っていたかというと、ボロミアのほうがよりデネソール寄りの考えを持っていて忠実だったからのようですね。
とはいえ、映画を見るとあまり伝わってこないですが、ちゃんとファラミアのことも愛していたそうです。
デネソールが炎に包まれたとき、一瞬それが垣間見えますね。
ちなみにエクステンデッド・エディションではよりボロミアとファラミアについて深掘りされていますよ。
フロドの役目を理解し解放したファラミア
フロドを捕らえ、指輪をゴンドールに持ち帰ろうとしたファラミアですが、ナズグルの襲撃に遭い、フロドとサムを見て彼らの役割を理解しました。
そしてフロドとサムを解放します。
我が国の法律をご存知でしょう。彼らを解放すればあなたは死罪となりますよ
という配下のセリフに対して、
甘んじて受けよう。彼らを放て
のことばはかっこよすぎます。
ボロミアと同じく、人間的な部分もあるけれど気高さも持ち合わせているんですよね。
死地に赴くファラミア
もはや死にに行くようなもの。
死地に赴くファラミアたちにゴンドールの民が花を手向けるシーンが悲しいですね。
私がロード・オブ・ザ・リングを見たときはまだ幼かったため、「なんでみんな花を投げてるんだろう」なんてのんきなことを思っていたものです。
ファラミアの心情を考えると、何度見てもこの場面は悲しくなりますね。
ピピンの歌もまた、死にに行く者たちへ捧げる歌に聞こえて悲壮感が強いです。
ファラミアはエオウィンと幸せになってほしい
ファラミアの冷遇される様子は見ていてつらかったですが、中つ国第4紀からはエオウィンとともに幸せになってほしいですね。
劇場版だとそんな描写はないんですが、エクステンデッド・エディションだとちゃんとファラミアとエオウィンに愛が芽生える描写があるので、気になる方はぜひ見てみてください!
エオウィンはあれですね、芯がしっかりしている女性ですが意外と恋愛体質ですよね笑
グリマからは好意を持たれていたし・・・!
ともあれファラミアとエオウィンは幸せになってほしいですね!
ファラミアと結婚するエオウィンはうらやましい!
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