映画「ロード・オブ・ザ・リング」のキーパーソンであるゴラム(スメアゴル)。
最後まで敵なのか味方なのかわからない、ミステリアスな存在でした。
ですが「王の帰還」でのサムを陥れようとするさまを見て嫌いなキャラ認定した人は多いのではないでしょうか。
私もぶっちゃけゴラムは好きじゃないです。
でも、だからこそ、たまにはゴラムの良いところを考えてあげようと思います。
良いところというと語弊はありますが笑
「ロード・オブ・ザ・リング」を視聴する方法はこちらの記事で紹介!

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「ロード・オブ・ザ・リング」にゴラムは必要だった
you keep nasty chips! pic.twitter.com/MYQ2Ug0fkI
— TheOneRing.net (@theoneringnet) 2019年2月18日
映画を見た方はわかると思いますが、ゴラムなしでは絶対に指輪を捨てることができませんでした。
まあ、ゴラムがいなくてももしかするとたどり着けたかもしれません。
ですがゴラムなしだと、おそらくフロドとサムはモルドールを正面から入り、オークに捕まっていた可能性が高いと思います。
もしくは、さまよい果ててフロドが指輪に取り込まれてしまうか。
どちみち破滅しかなかったでしょう。
ゴラムにも役割がある
「旅の仲間」にてゴラムが後をつけていることに気づいたフロドに、ガンダルフはこう言っていました。
「あのゴラムにも何か役割がある。そのうち明らかになるだろう」と。
そう、フロドを滅びの山へ導くという役割がゴラムにはあったんです。
そのときはゴラムがフロドたちにとって吉か凶かわかりませんでしたが、物語をすべて見届けると、ゴラムの登場も運命だったんだと思えますね。
ゴラムがいなければ中つ国を救うことができなかった
ゴラムがいなければ破滅の道しかなかったでしょう。
ガンダルフの言っていたとおり、ゴラムには役割があった。
憎ったらしいキャラクターではあるんですけど、いないと中つ国はジ・エンドでした。
ゴラムがいかにキーパーソンか考えれば少しは好きになる?
ゴラムがいないとだめだったとさんざん言いましたが、これはもう登場人物すべてに言えるんですよね。
フロドが指輪の運び手じゃなければ滅びていただろうし、サムが同行しなければこれまた指輪を葬り去ることはできなかった。
ゴラムもその中のひとり。
ひとりひとりの意志と行動が、中つ国の運命を変えたんですよね。
なんかそう考えると、ゴラムへの見方が変わってきませんか・・・?
・・・。
いや、でもやっぱり「王の帰還」のサムを罠にはめるところを見ると憎いですね笑
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