- 統領の右腕(腰巾着)
- 最後までクズ
- 女装男
映画「ホビット」に登場するアルフリド・・・見たことある人はきっと上記のようなイメージしか持ってないんじゃないでしょうか。
おそらくアルフリドは嫌っている人のほうが多いのではないかと思います。
でも、私アルフリドって意外と嫌いじゃないんですよね。・・・というか、むしろ憎めない。だから邪険にしないでほしいんです笑
ここでちょっとでもアルフリドを好きになってもらうべく彼の魅力を書いてみようかと思います!
「ホビット」を視聴する方法はこちらの記事で紹介!

目次
映画「ホビット」アルフリドとは・・・
- エスガロスの役人、統領の右腕
- バルドの動きに執拗に目を光らせている
- とにかく金に目がない
- 金のため、自分の身を守るためなら何でもする
- 映画オリジナルの登場人物
こうしてアルフリドの特徴を並べてみるとま〜ヒドイやつですね!
「ホビット」のアルフリド、私は嫌いじゃない
アルフリド、信念ある人物が多い中でとても人間らしくて意外と好きなんです。
ダメ人間だけど、そこまでダメじゃない!
アルフリドはクズキャラ枠だとは思いますが・・・そこまでじゃないと思うんですよ。
金にがめつすぎるし、周りが武器を持って戦う中女装して逃れようとしていたし、善良なキャラクターではないことはたしか。
でも、物語上倒さなければいけない悪ではないんですよね。
はじめて「ホビット」を観たとき、そのルックスから「ロード・オブ・ザ・リング」のグリマを思い出したのを今でも覚えているんですが、アルフリドはグリマのように悪の手先というわけではありませんからね。
ただただ自分の欲望に忠実なだけ。
それもすがすがしさを感じるほどに忠実。
というか冷静に考えてみると、「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」の主要キャラってみんな気高すぎるんですよね。
主要キャラたちの誇り高さが目立つからこそ、良くも悪くも人間らしいアルフリドの性格が浮き彫りになっているだけで・・・。
ヤなやつではあるけど、そんなに酷いキャラではないと思ってます。
アルフリドのキャラが憎めない
ここまで金金金な性格だと逆にすがすがしいんですよ。
なんとしてでも戦いから逃れようとして女装したり、バルドの前では子どもたちを守るフリしてバインに剣を放り投げたり。
お笑い要素を提供してくれるところもあるんですよね。正直アルフリドが絡むシーンは何度か笑いましたから。
殺伐した第3部なんかではそれが良い息抜きになったりして、正直嫌いじゃないです。
末路が悲惨だからそこまで憎めない
これ劇場版と未公開シーン含むDVD版ではアルフリドの結末って異なるんですよね。
私が劇場で観たときは、アルフリドの結末は描かれていなかったように記憶しています。
でもDVDで改めて鑑賞したとき、アルフリドの結末もちゃんとあって驚きました。
アルフリド、おそらく死亡しているんです。おそらくというのは、ハッキリと死亡が確認されたわけではないからです。
金を抱えて逃げようとしていたところ、トロルの餌食になったんですよ。
これもなんかアルフリドらしいというか。因果応報といいますか皮肉といいますか・・・。
自分の欲望ばかり優先させようとするからこんなことになるんだよ、というふうに思えて”らしい最後”だったと感じるんです。
でもこうして今までの行いの報いを受けたような気がして、それ含め憎めないなって思うわけです。
おわりに
アルフリド、嫌な奴ではあるけれどやっぱり憎めません笑
初見のときはたしかに腹が立ちましたが、何度も何度も繰り返し観ているうちに結構愛着が湧いてくるんですよね。
ちなみにアルフリドを演じるライアン・ゲイジはおもに舞台役者として活躍していたそうで、映画での立ち回りなどに驚きや新鮮味を感じながらやっていたみたいですよ!
映画慣れしていなかったようで、そういう話を聞いたときはちょっとかわいいというか、親近感を覚えました。
というのも含めてアルフリドを見ているので、私は結構嫌いじゃないんですよね。
「ホビット」を視聴する方法はこちらの記事で紹介!
