【ゆきてかえりし物語】ファンタジー映画「ホビット」のあらすじ、登場人物の紹介

映画「ロード・オブ・ザ・リング」の完結から数年後。

時系列でいうと「ロード・オブ・ザ・リング」の前の物語である「ホビット」が公開されました。

壮大な物語がゆえに、みるのをためらっている人も多いのではないでしょうか?

今回はみたいけど未試聴のあなたへ、必ずみたくなる「ホビット」の魅力をお伝えします!「ロード・オブ・ザ・リング」のまだみていない方のために登場人物や「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズに出てくる種族も紹介しています。

>>「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズに関する記事はこちらで紹介しています。

映画「ホビット」シリーズを見る方法は下記記事で紹介しています!

【無料動画で視聴できる?】映画「ホビット」おすすめ視聴方法を教えます

映画「ホビット(The Hobbit)」のあらすじ

「ロード・オブ・ザ・リング」から60年前の中つ国を舞台にしたお話。

ホビット族のビルボ・バギンズは魔法使いのガンダルフに誘われ、13人のドワーフたちと共に、恐るべきドラゴン“スマウグ”に奪われたドワーフの王国を取り戻すという危険な冒険に加わる。彼らは凶暴なアクマイヌ、そして謎の魔術師たちがうごめく危険な荒野や、ゴブリンが潜むトンネルを抜けていかねばならない。
ビルボはそこで、彼の人生を変えてしまう生き物ゴラムと出会い、<指輪>を手に入れる。この質素な金の指輪が中つ国の命運を握っているとは、そのときビルボは知るよしもなかった・・・。

引用:Amazon

映画「ホビット(The Hobbit)」の主な登場人物

ビルボ・バギンズ

「ホビット」シリーズの主人公。

最初こそ思いがけない冒険に打ちのめされ、仲間からも足手まといだと言われ過酷な旅を投げ出す場面もありますが、旅を通じ成長を見せます。

ビルボ・バギンズはとにかく機転が利く!臨機応変さがすごいところです。

仲間のピンチも知恵を働かせて立ち向かいます。ときには勇気をふり絞って敵と戦う場面も。「ロード・オブ・ザ・リング」の主人公フロドにはもやもやしてしまうところが多いですが(指輪のせいなのでしかたないですが)、ビルボは自ら考え道を切り開き仲間を導くので応援したくなります。

ビルボの冒険を見たあとに「ロード・オブ・ザ・リング」を改めてみるのも面白いし感慨深いです!

トーリン・オーケンシールド

ドワーフの若き王子だったトーリン。スマウグ(ドラゴン)に家族と故郷を奪われ流浪の民となりますが、故郷エレボールを取り戻すためドワーフの仲間を率いて再起します。オークとの戦いで樫(オーク)を盾に(シールド)使ったことから、トーリン・“オーケンシールド”と呼ばれます。

ドワーフの王国を取り戻そうという信念、王子としての気高い誇りがかっこいいトーリン。

竜の病により自分自身や仲間を見失うシーンもありますが、そこからクライマックスにかけてがとにかく気高く熱い。

ドワーフの仲間たち


ビルボが旅をするドワーフの仲間はトーリンを除くと以下のとおり。

フィーリ、キーリ、バーリン、ドワーリン、オイン、グローイン、ドーリ、ノーリ、オーリ、ボフール、ボンブール、ビフール。歌が大好き、食べるの大好き、そして血気盛んな陽気なドワーフたちです。

ちなみにグローインの息子が「ロード・オブ・ザ・リング」に出てくるギムリです。

ガンダルフ


ビルボ・バギンズとトーリン一行を引き合わせたのが魔法使いのガンダルフ。

ビルボ、トーリンたちとともにドワーフの王国をスマウグから取り戻す旅をともにします。

レゴラス

「ロード・オブ・ザ・リング」の3部作では深掘りされることこそありませんでしたが、驚異の身体能力で魅せたレゴラスが「ホビット」でもパワーアップして登場します。

「ロード・オブ・ザ・リング」から見た人からしたらその性格の冷酷っぷりにびっくりしますね。「ホビット」→「ロード・オブ・ザ・リング」でみた人の感想を聞いてみたいです。

あの逆さづりになって敵をなぎ倒していくシーンにはさすがにオーランド・ブルームもびっくりしたみたいです。でも完成した映像を見るとかっこいいスタイリッシュアクションになっててまたびっくり。

タウリエル

映画オリジナルキャラクターの女性エルフ、タウリエル。

オリジナルキャラクターということで当時は賛否両論ありましたが、強く美しいタウリエルは私は大好きです。

女性エルフのアクションも今まではなかったので新鮮ですし、彼女がいたからこその物語もあります。

タウリエルがいたから、キーリもおそらく原作よりもさらに魅力的なキャラクターになったのではないかと思います。

バルド

湖の町、エスガロスの船頭で弓の名手でもあります。

スマウグの恐ろしさを知りながらも立ち向かうシーンは「ホビット」の名シーンのひとつでもあります。

家族、町の民を守るため戦うバルドはかっこいいです。個人的にはバルドにしつこくつきまとってくるアルフリドとのやり取りもおすすめシーン。

スランドゥイル


闇の森のエルフの王であり、レゴラスのお父さん。

冷たい印象を持つスランドゥイルですが、映画を見ると彼の過去がちらっと伺えたり、心情の変化も感じられます。

力強い眉毛も印象的ですが、スランドゥイル役のリー・ペイスが剃らないでくれと言ったそうです。

アゾグ

トーリンの宿敵、穢れの王アゾグ。

「ロード・オブ・ザ・リング」でもウルクハイといった戦うオークがいましたが、ウルクハイを超える残酷さを持つオークです。

劇中でアゾグが戦闘要員として操るトロルが出てきます。戦うトロルとして足を切断され目をつぶされ改造されたトロルの姿は、アゾグの残忍さがよく表れています。ボルグという息子がいます。

ガラドリエル


ロスローリエンというエルフの国を統治する森の奥方。

「ロード・オブ・ザ・リング」でも圧倒される迫力を見せますが、「ホビット」でも強いです。

エルロンド


裂け谷の領主であるエルロンド。

裂け谷とエルロンドが登場するとホッと安心してしまう人も多いのではないでしょうか?

捕らわれの身となったガンダルフを助けるシーンは鳥肌が立つほどかっこよいです。

サルマン


魔法使いサルマンも「ホビット」に登場します。

エルロンドと一緒に戦うシーンが熱い展開でした。

サルマン役のクリストファー・リー が高齢だったため、実際はアクションシーンはしておらずセリフのみです。

クリストファー・リーは残念ながら「ホビット」3部作公開後亡くなりました。

クリストファー・リーが役のオファーを受けるかどうかの基準として、その役が物語に意味を持つ存在であるかどうかが重要だそうです。サルマンは「ホビット」では出番は多くはありませんでしたが、「ホビット」におけるサルマンは重要な位置づけであると感じたから受けたのでしょうね。

ゴラム


「ロード・オブ・ザ・リング」で鍵を握る存在であるゴラム。

「ロード・オブ・ザ・リング」でガンダルフから語られたビルボとゴラムの出会いのシーンがわかります。指輪とも出会うことになるので、「ロード・オブ・ザ・リング」への伏線も。

スマウグ


ドワーフの王国、財宝を奪ったドラゴン。

自ら「我が名は炎、我が名は死」というように、容赦なく炎で焼き尽くします。

声を当てているのはイギリスの俳優、ベネディクト・カンバーバッチ。闇の底から出されるような低音ボイスが恐ろしさを増しています。

映画「ホビット(The Hobbit)」の魅力・見どころ

登場人物それぞれに物語がある

物語としては複雑なものではなく、ビルボとトーリンたちがドワーフの王国をドラゴンから取り戻すという単純なもの。ですが、その冒険の中に、かかわる人物それぞれに物語があるのです。

ビルボの旅を通じて得たかけがえのない仲間、勇気、成長、愛。トーリンの弱さを乗り越えて示した王の風格と気高さ。ドワーフとの交流でエルフの心に芽生えた愛。愛する家族、民のため武器を取り奮起するバルド。中には自分のことだけを考えて逃げ続ける者も。

ひとつの冒険にさまざまな人生が詰め込まれていて、いろんなキャラクターに感情移入してしまいます。見るたび感動して好きになっていきます!

ほのぼのと血みどろの戦いとのコントラスト

物語の前半はこれからはじまる冒険にワクワク。ところどころクスッと笑えるほのぼのシーンもあります。しかし、物語が進むにつれてシリアスになっていき、ラストの「決戦のゆくえ」は血みどろの戦争となります。

この明るい前半と緊迫感ある後半の対比が魅力だと思います。

もう何度も繰り返し映画を見ていますが、何度見ても3作目の後半シーンはおおげさでなく心臓がバクバクしてしまいます。あの緊迫感は本当にすごいです。

細部までのこだわり

とくに戦争シーンでのこだわりがすごいです。

3作目の戦争ではエルフ、ドワーフ、人間、オークが入り乱れ戦いますが、そんな中でもただぐちゃぐちゃに戦っているのではないのです。エルフは必ず仲間を守りつつ連携して戦うのに対して、オークは敵味方見境なく攻撃します。

また、ドワーフがオークに向かって盾をみんなで構えて隙間から槍を出すシーンがありますが、そこもドワーフらしく、槍の向きや高さがバラバラ。対してエルフはすべて整列されていてキレイ。

種族の性質を戦いにもよく表現されているのです。

敵が強すぎる


「ロード・オブ・ザ・リング」でもオークは出てきますし、戦うオーク、ウルクハイという強力な敵もいますが、ウルクハイは量産型のオーク。

しかし「ホビット」に出てくるオークのアゾグ、ボルグは知能が高く意思を持ち身体的な強さだけでなく戦略も練ってきます。そこがウルクハイと違い恐ろしくもあり強い。

それに、「ロード・オブ・ザ・リング」では敵の脅威よりも、誘惑や欲望といった精神的な敵と闘う場面が多いですね。「ホビット」はシンプルに敵が強くて残酷です。

ビルボとトーリンの友情

あからさまに「仲間だ!!」とかは出てこないのですが、冒険、戦いを通じてビルボとトーリンの仲に友情が芽生えていくのがわかります。

仲間を頼らないトーリンですが、徐々にビルボに心を開いていく様子が胸を打ちます。

途中、トーリンの竜の病によりその友情に亀裂が入るシーンもあります。そして自らの弱さを乗り越えたトーリンはビルボと心を通わせますが・・・

ビルボにとってもトーリンにとっても生涯最高の友達を持ったなと、涙なしに見れません。

おわりに

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの映画は本当に面白いです。はじめて見て以来、15年以上「ロード・オブ・ザ・リング」を超える映画に出会ったことがありません。今でも繰り返し見ていますし、ブルーレイもだぶって持っているほどです。

みたことない方はぜひ。

最後に、第3作目のサブタイトルは「決戦のゆくえ」ですが、最初は「行きて帰りし物語」だったのです。しかし映画公開直前に「決戦のゆくえ」に変わりました。変わった理由が、“誰も帰ってこない”から。ピーター・ジャクソン的に「決戦のゆくえ」のほうがふさわしいと感じ変えたようです。それを知ったときなんともいえない切なさを感じました(実際は、帰ってくる人もいます)。

本当に、感動、切なさ、熱い気持ち、ユーモア、愛、いろんな要素がつまった最高の作品です。

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