映画「レ・ミゼラブル」でもっとも印象的な歌のひとつ「民衆の歌」。
クライマックスとラストシーンで流れることもあり、聞けば感動が蘇ります。
登場人物みんながみんな革命の日に向かっていくのが熱いですよね。
でも熱いだけでは終わらない。
戦いは悲しい結末を迎えるからです。
「民衆の歌」を聞くと、熱い気持ちと悲しい気持ちを同時に感じますね。
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目次
映画「レ・ミゼラブル」最大の見せ場が”運命の日”
映画「レ・ミゼラブル」最大の盛り上がりを見せる場面、それが「運命の日」。
ラマルク将軍の葬儀で革命を起こすシーンです。
何が盛り上がるって、登場人物それぞれにとっての「運命の日」であることです。
アンジョルラスやガブローシュなど革命を起こす若者たちにとっては戦いの日。
マリウスは、コゼットと恋に落ちたことで死にたくないという思いを抱きながらも戦いに臨みます。
エポニーヌは、マリウスにかなわない恋心を抱きながらも愛する人のために戦い守ろうとします。
ジャベール警部は反乱を起こす若者たちを鎮圧すべく策を立て動く。
コゼットは、マリウスと恋をしたのにここから去らないといけない。
ジャン・ヴァルジャンは、娘と恋に落ちた青年マリウスを救いたい。
さまざまな登場人物が、それぞれの思いを胸に抱きながら行動を起こす場面なんですよね。
そして戦いは血みどろ化し、命を落とす者も。
緊張感のある場面で、何度見てもこの場面には心が震えますね・・・。
「民衆の歌」がまた奮起するような曲なんですが切ない。
映画「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」にある死と希望
ラマルク将軍の葬儀、いよいよ若者たちが革命を起こす場面で歌われるのが「民衆の歌」。
感動的で、見ている私でさえ鼓舞されるような感覚を覚える歌です。
希望を歌っていますが、それと同時に戦いによって犠牲が生まれることも暗示しているのがなんともいえません。
戦う者の歌が聞こえるか
明日がくるとき 新たな命が始まる
流す血潮が祖国の草原を潤す
尊い命が失われてしまうかもしれない。
でも戦いの暁には新しい希望に満ちた朝がやってくる。
希望の中に死が混じっているのが、切ないような、胸が締め付けられるような。そんな感情がわいてきます。
「ああ、この戦いで何人もの人が犠牲になるんだろうな」
「おそらくアンジョルラスは死ぬんだろうな」
はじめて見たときもそう思いました。
死亡フラグ的な悲しさが「民衆の歌」にはあるんですよね。
映画「レ・ミゼラブル」ラストの「民衆の歌」
そして「レ・ミゼラブル」ラストシーンに流れる「民衆の歌」。
劇中で亡くなった登場人物たちが歌っています。
景色は明るく晴れていて、歌詞にあるように新しい朝が来た世界のように思います。
みんなの思い描いた世界、そこはもう二度と鎖につながれない自由がある場所。
ここは本当に泣けますよね。
この歌でいう「明日」は、みんなが作った「明日」なんですよ・・・。
無残な人々、哀れな人々という意味の「レ・ミゼラブル」。
たしかに残酷な運命を辿ってしまった人々でしたが、ラストの「民衆の歌」を見るとただ哀れという感情には終わらないなと思います。
彼らがつくった明日がずっと続いていくと思うと、救われるというか少しは明るい気持ちになれます。
「民衆の歌」は感動的で泣ける
映画「レ・ミゼラブル」クライマックスのシーンで流れる「民衆の歌」。
戦いで誰かが死ぬ、そんな暗示にも思える歌だけど希望の歌でもあるから心に残ります。
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