映画「名探偵ピカチュウ」を鑑賞しました。
率直に言うとつまらないことはないけどそこまでは面白くなかった。
私自身は、ポケモンは初代ゲームから最新作のソード・シールドまですべてリアルタイムでプレイしているくらいのポケモン(のゲーム)ファンです。
その私が見ても、普通。
ポケモンが好きだからワクワクする部分はありましたが、人に対して「面白かったよ!おすすめだから見て!」と全力で推すことはできないなぁという感じでした。
そんな私の「名探偵ピカチュウ」の感想です。
目次
「名探偵ピカチュウ」はミュウツーがかっこよかった
一番印象的だったのはミュウツー!ミュウツーは良かった。かっこよかった。
私もそうですが、ポケモン「赤」「緑」バージョンからポケモンをしている人にとって、ミュウツーって特別な存在ではありませんか?
ポケモンリーグをクリアした後、それまでのポケモンとは比べものにならないくらい強いモンスターが出現するハナダの洞窟でひときわ存在感を放っていたミュウツー。
レベル70のミュウツーにコテンパンにされ、しかたなくマスターボールを使って捕獲したのは思い出です。
映画「ミュウツーの逆襲」では映画館で涙してしまったのも思い出深い・・・。
話がそれましたが、私は最新のポケモン映画はいまや追えていませんが、まだミュウツーの特別感は健在だなと感じました。
絶対王者なのは変わらず、それでいて感情移入してしまう要素も抜群。
初代から最新まですべてやっているポケモンゲームファンである私にとってはうれしかったですね。
ミュウツーに焦点があてられた部分は、昔からのゲームファンだからこそ興奮できるところですね!
映画「名探偵ピカチュウ」の良かったところの感想
「名探偵ピカチュウ」で良かったと思ったところはこちら。
ポケモンが可愛い
とくに可愛かったのがフシギダネ、タブンネ、エモンガ。
タブンネとエモンガはチラっと映るだけですけど、ゲームよりもかわいかったですね。むしろゲームのほうではタブンネの良さわからなかった・・・笑
ポケモンの特性など細かいところも表現している
カラカラは死んだ母親の骨をかぶっているとか、コダックの頭痛持ちなど、結構ちゃんとポケモンを理解しているなと感じる部分が多かったです。
警察官のパートナーがガーディだったり、道をふさぐカビゴンがいたり。
メタモンが変身した姿は、ちゃんと目がメタモンの目になってたり。バリヤードのひかりのかべ(もしくはバリアー?)をはるところも。
あとカイリキーの交通整理はウケました笑 ゲームではたしかクチバシティでワンリキーが工事作業してましたからね!
現実にポケモンの世界があったらライムシティみたいな感じだろうな
現実世界+ポケモンの世界をうまく融合したなと感じました。
ライムシティという名前もまたポケモンのゲームに出てきそうな街名ですし、心がくすぐられました。
「きのみカフェ」という看板にも思わずクスッとしました。きのみジュースが出てくるんだろうな笑
描写はありませんが、おそらく病院にはラッキーやハピナス、タブンネがいて、引っ越し屋さんには格闘タイプのポケモンがいるんでしょうね。
血清Rの「R」ってロケット団・・・?
Rというドーピング的な薬物が出てきますが、これロケット団のRなんですかね?
ちなみにRというガスを吸ったポケモンは凶暴化してしまいますが、その場面を見てなぜか「ポケモンコロシアム」を思い出しました。
エンディングがポケモン風でよかった
エンディングで登場人物のキャラクター紹介がポケモン風味の絵だったのがよかったですね。
ゲームの絵っぽい感じで、制作側のポケモンへの愛が感じられました。
映画「名探偵ピカチュウ」イマイチだったところの感想
良かったところは上記のとおりあったのですが、微妙な部分があったからこそ全体的な感想は「普通」に落ち着きました。
つまらないわけではないけど、ストーリーが可もなく不可もなく
ポケモンが題材なので、子どもも見る分しかたないといえばそうなんですが、ストーリーはそれほどです。
つまらないというほどではないですが、特別面白い!とは感じませんでした。
私はポケモンが好きだからまずまず楽しめましたが、たぶんポケモンをよく知らない人が見たら普通かなと思います。
繰り返しになりますが決してつまらないわけではないのですが、本当に普通です。
登場人物に魅力を感じなかった
ポケモンはたしかに可愛くて魅力的。
しかし、可愛いポケモンに対して主人公やヒロインに魅力を感じませんでした。もっと内面部分などが掘り下げられていたら違ったのかもしれませんね。
まあ、ポケモンが主役みたいなものだからしかたないかな?
ポケモンバトルはほぼない
ポケモンといえばポケモンバトル・・・ですが、ポケモンバトルはほぼないです。
バトルはポケモンの醍醐味でもあるので、もっとあれば良かったかなと思いました。
映画「ミュウツーの逆襲」も楽しみすぎる
ストーリーは普通でしたが、なんだかんだポケモンは好きなのでそこそこ満足ではありました。
「ミュウツーの逆襲」がCGでリメイクされ7月に公開されますが、「名探偵ピカチュウ」を見て絶対に見に行こうと思いました。
私が初めて映画館で見た映画が「ミュウツーの逆襲」であるという点で思い入れが強いのもありますが、「名探偵ピカチュウ」を見てミュウツーが好きだなと思えたことも大きいですね。
ルギア、エンテイ、セレヴィ、ラティアス&ラティオス、ジラーチなど伝説のポケモンをフィーチャーしたポケモン映画は子どものころ見ていましたが、やっぱりミュウツーが一番なんですよ。
子どものころの懐かしい思い出がどっと蘇ってきて、映画自体は普通なんですけど胸がいっぱいになりました。
というわけで「名探偵ピカチュウ」の感想でした。私は、つまらないまでは言わないけどわりと普通だなと感じました。