映画「レ・ミゼラブル」にはさまざまな歌が登場します。
中でも私が好きなのが「赤と黒」。
革命こそが人生であるアンジョルラスと、コゼットの出会いによって戦いに迷いが生じたマリウスの歌う「赤と黒」が印象的でした。
ということで、「レ・ミゼラブル」劇中歌の「赤と黒」についてつづっています。
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目次
映画「レ・ミゼラブル」挿入歌「赤と黒」に見るアンジョルラス
青春のすべてを革命にかける青年アンジョルラス。
劇中歌として歌われる「赤と黒」には、そのアンジョルラスの革命に対する熱い思いが感じられます。
祖国への愛、自由のために歌うアンジョルラスの目の色には希望が見えます。
レッド 怒れる民衆の血 ブラック 弾圧の過去
アンジョルラスにとっての「赤と黒」は、民衆が強いられてきた生活に対する怒り。
暗い毒に満ちた生活に終止符を打つべく怒りを力に変えて革命を。
その気持の現れが、「赤と黒」でした。
レッド 新世界の夜明け ブラック 長かった夜の終わり
アンジョルラスには、革命で命を落とすことがわかっていたかもしれません。
でも、自分のような者たちが後に続くから。
だから、暗い夜は終わって必ず新しい朝が来る。
死んだとしても必ず希望はあると確信していたに違いないと思いますね。
ただ・・・マリウスとは違い恋を(おそらく)知らない。青春すべてを革命に捧げる人生が切なすぎます。
若さゆえでしょうが、マリウスに対して「恋なんて大事じゃない」と言い戦って散るアンジョルラスが悲しい。
もしアンジョルラスが恋を知っていたら、マリウスのように死にたくないと思っていたのかもしれませんから。
映画「レ・ミゼラブル」挿入歌「赤と黒」に見るマリウス
革命に命と人生をかけるアンジョルラスに対し、コゼットとの出会いによってその意思にゆらぎが生じたマリウス。
そのマリウスにとっての「赤と黒」とは・・・。
レッド 僕の燃える魂 ブラック 彼女のいないむなしさ
レッド 希望の色 ブラック 絶望の色
コゼットと出会う前のマリウスなら、迷いはなかったでしょう。
でも、出会ってしまった。
コゼットへの燃える心こそが、マリウスにとっての「赤」。
もし明日の戦いに参加したら・・・コゼットのいない世界なんて真っ暗。
コゼットを追い希望の色を目指すか、それとも戦いに残り死ぬか。
でも、結局は戦いに臨むことにしたマリウス。
革命を語り合った仲間は戦死しましたが、悲しみを乗り越えたさきにはコゼットとの希望に満ちた未来が待っているはず。
「赤と黒」が好き
アンジョルラスとマリウスで対照的な劇中歌「赤と黒」。
映画「レ・ミゼラブル」ではさまざまな印象的な曲がありますが、私は「赤と黒」が断トツで好きです。
どうしようもない世界を自分たちが変えてやるんだという若者たちの強い意志が本当に美しい。
それと同時に感じる脆さもまた感動を誘いますね。
でも、恋でその意思は簡単に揺らいでしまうんです。
最終的には戦うことを選びましたが、恋で心躍り、悩む姿は若者らしくて共感しますね。
とにかくアンジョルラスが素敵すぎて「赤と黒」を聞くと涙がじんわりとにじみ出てきます!
見るたびにアンジョルラスの幸せを願ってしまうし、最後だけは毎回悲しすぎて泣きます。
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