アイルランド発の冒険ファンタジー映画「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」。
独特な色彩と神秘的な音楽で描かれる世界観が、繊細でとても美しい映画です。
本記事では、ファンタジー映画「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」のあらすじと見どころ、感想をつづっています。
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目次
映画「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」あらすじ
海辺の灯台の家で、幼いベンはお父さんお母さんと暮らしていました。
ベンは大好きなお母さんから「あなたは世界一のお兄ちゃんになるわ」と褒められて、赤ちゃんが産まれてくるその日を楽しみにしていました。
ある晩、ベンはお母さんに海の歌が聞こえる貝の笛をもらいました。
うれしくて、笛を大事に抱いて眠りについたのでしたが、目を覚ますとお母さんの姿がありません!
お母さんは赤ちゃんを残して、海へ消えたのです。
それから今も、ベンとお父さんの心は傷ついたまま。
お母さんがいなくなったのは妹・シアーシャのせいだと思っているベンは、ついつい彼女に意地悪をしてしまうのでした…
引用:Amazon
シアーシャのせいで大好きなお母さんが消えてしまったと思っているベン。
ついついシアーシャに意地悪をしてしまうベンですが、そんな二人が冒険に。
そして描かれる兄弟愛と家族愛に思わずうるっと涙がこみあげてきます。
映画「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」総合評価・感想
あたたかみのある絵柄と色使いにまず引き込まれました。
繊細で、美しくて、音楽も幻想的。
でも描かれるテーマはとても優しくてあたたかい。
鑑賞後はじんわりと胸が熱くなりました。
映画「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」見どころ
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幻想的な世界
BGMや劇中で歌われる歌が幻想的です。
また、映像も色彩が独特で美しい。
この物語を構成するひとつひとつの要素がとても丁寧に作り込まれていて、本当に繊細。
絵と音楽だけでも癒されます。
Song of the Sea
Lisa Hannigan
2014/12/09 ¥250
繊細な心理描写
とくにベンには感情移入せずにはいられません。
大好きなお母さんがシアーシャのせいでいなくなったと思い込み意地悪するところは見るのがつらいです。
が、それが間違いだと気づきシアーシャのために必死でがんばる姿は胸が打たれます。
映画「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」ネタバレ含む感想
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冒険を通して成長するベンがすっかりお兄ちゃん
「母さん、シアーシャを連れていかないで」とベンがお母さんに言うシーンにベンの成長が見えて感動です。
序盤でのベンなら、間違いなくお母さんに戻ってきてと一番にお願いしていたことでしょうね。
これからシアーシャにとって良いお兄ちゃんとなっていくのだと思います。
お母さんとシアーシャの正体はセルキー
ベンとシアーシャのお母さんはセルキーだったんですね。
そして、シアーシャは半分セルキー、半分人間。
思えばベンたちのお母さんは、死んだというよりは、海へ消えたという表現がされていましたね。
セルキーというのは妖精なんだそうです。
普段は海であざらしの皮を被り生活をしているけど、陸に上がるときは人間の姿になるようです。
本作ではコートという表現でした。
最終的には人間としてベンたちと生きていくことにしたシアーシャ。
エンディングでの二人仲良く遊ぶ姿には思わずうるっときてしまいました。
「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」はあたたかい優しいファンタジー映画
以上、ファンタジー映画「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」のあらすじと見どころ、感想でした。
子どもはもちろんのこと、大人がみるとまた違った目線で楽しむことができる映画です。
子どもなら冒険にワクワク、大人なら幼い子ども二人の成長と家族愛にほろっと涙腺がゆるむはず。
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