ティム・バートン監督とジョニー・デップによるダークファンタジー映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」。
グロテスクでブラックな雰囲気と狂気的な展開が奇妙なファンタジー映画です。
本記事では、ダークファンタジー映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」のあらすじとネタバレ解説、感想をつづります。
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目次
映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」あらすじ
舞台は19世紀の英国ロンドン。
無実の罪で投獄され、その首謀者に妻も娘も奪われた男が、名前も姿も変え、ロンドンのフリート街へ戻ってくる。
15年ぶりに再開した理髪店、そこで腕を振るうのは、殺人理髪師スウィーニー・トッド。
胸には復讐、目には狂気、そして手にはカミソリを――。
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理髪師のベンジャミン・バーカーはかつて無実の罪で投獄されていた。
彼には美しい妻ルーシーがいた。
しかし妻は判事ターピンに目を付けられて彼の言いなりとなり、仕打ちに耐えられず毒を飲み自ら命を絶った。
ベンジャミン・バーカーとルーシーとの間には子どもがいた。
投獄から15年たった今、ルーシーとの子どもであるジョアンナはターピンのもとで養女として軟禁されている。
ベンジャミン・バーカーは名前をスウィーニー・トッドへと変え、ターピンへの復讐を誓う。
映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」キャスト
- ベンジャミン・バーカー / スウィーニー・トッド:ジョニー・デップ(妻子をターピンに奪われた理髪師)
- ラヴェット夫人:ヘレナ・ボナム=カーター(バーカーのお店があった建物でパイ屋を営む女性)
- トビー:エド・サンダース(ピレリと発毛剤を売っていたが、ラヴェット夫人に引き取られパイ屋で働く)
- ターピン判事:アラン・リックマン(バーカーを流罪にしバーカーの妻を奪い、娘を軟禁する判事)
- ビードル・バムフォード:ティモシー・スポール(役人)
- ルーシー・バーカー:ローラ・ミシェル・ケリー(バーカーの妻)
- ジョアンナ・バーカー:ジェイン・ワイズナー(バーカー夫妻の子ども、ターピンに軟禁されている)
- アンソニー・ホープ:ジェイミー・キャンベル・バウアー(ジョアンナと恋仲になるバーカーを助けた船乗り)
- アドルフォ・ピレリ:サシャ・バロン・コーエン(発毛剤を売っている、バーカーのもとで働いていたことがある)
映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」総合評価・感想
ゴシックでダークな世界観は雰囲気があって良いですね。
ブラックなおとぎ話のようなストーリーに引き込まれます。
そしてなんといってもグロテスクな描写が見どころにひとつでもあります。
結構えぐいです。
単純に血が飛び散るとかではなく、想像すると「うわっ・・・」と気持ち悪くなってしまう描写がキツめ。
映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」ネタバレ
- 理髪店の1階にあるラヴェット夫人と共謀し、スウィーニー・トッドの理髪店に通う客はパイとなり客に提供する仕組みをつくった
- 判事が理髪店を訪れるが、アンソニーの突然の訪問により絶好の機会を逃してしまう
- ジョアンナとアンソニーの駆け落ち計画ターピンに知られジョアンナは精神病院送りになった
- トッドの頭はどうやって判事を殺害するかばかり
- 一方ラヴェット夫人はパイ屋の繁盛と未来の暮らしに夢いっぱい
- アンソニーはジョアンナのいる精神病院へ潜入し救出へ
- そのころバムフォードはパイ屋の煙突から異臭がするとのことでお店に調査にきてトッドに殺害される
- トビーはパイ屋で何が行われていたかを知る
- アンソニーは無事ジョアンナを救出
- 理髪店にやってきた物乞いの女性をトッドは殺害
- 再度理髪店にやってきたターピンも殺害
- その後1階に降りたトッドは物乞い女性の顔を確認すると、自分の妻ルーシーだったことに気づく
- トッドはラヴェット夫人がルーシーは死んだと嘘をついていたと知り激怒、ラヴェット夫人をオーブンへ放り込む
- トッドはルーシーを抱いていると、背後からトビーによって首を切られそのまま血を流し死んでいく
映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」感想
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グロい!子どもはみたらダメ
ティム・バートン監督の映画というと、ダークだけど子どもお楽しめる映画というイメージもありますが、本作は子どもは見ないほうがよいです。
そもそもがR-15指定ですし、単純にグロテスクな描写も多いですし、ターピン判事なんかは嫌悪感満載な人物ですし。
狂気的
理髪店に訪れる客を殺害しパイとして提供する。
発想がもうぶっ飛びすぎるし狂気的ですね。
最初のピレリを殺害したときのラヴェット夫人なんか、「それなら殺されてもしかたない」とか言っちゃうあたりもう感覚が理解できませんね。
結局ラヴェット夫人は悪魔のような女性でしたが・・・。
トッドにかんしては、15年前のことがあるから復讐に燃える心には共感します。
どんな人かによってできあがるパイに個性が出てくるのもエグイけどユニーク。
えぐいけどミュージカルのおかげでそこまではグロくない
グロテスクなんです。
カミソリでノドを切るし、犠牲者はミートパイになるし、想像するとかなりエグイのです。
しかし、頻繁に挿入されるミュージカルとジョニー・デップ演じるスウィーニー・トッドというキャラクターのおかげで緩和されます。
ちょいグロ注意!「スウィーニー・トッド」は狂気に満ちたダーク・ファンタジー映画
ダークファンタジー映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」のあらすじとネタバレ解説、感想でした。
登場人物からストーリーから雰囲気までダークさ漂う名ファンタジー映画です。
ブラックな世界観が好きな方はぜひご鑑賞ください。
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