映画「ロード・オブ・ザ・リング」はファンタジー映画の金字塔。
誰でもタイトルは知っているはず。
でも3部作もあるし(「ホビット」含めると6作)、話が長くて難しそうだからまだ見れてないな~という方もいるのではないでしょうか?
そんな方へ、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの大ファンである私が、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の簡単なあらすじと見どころを紹介します。
たしかに話は複雑なのでややこしいですが、事前に大枠がわかっていれば入りやすいです。
必ず、絶対みたくなりますよ!
映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを見る方法は下記記事で紹介しています!

目次
「ロード・オブ・ザ・リング」の序章
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まず前提知識として、「ロード・オブ・ザ・リング」の物語には下記伝説があります。
長々と書いていますが、要するにサウロンという悪者が魔力を持つ指輪を作ったけど勇者イシルドゥアに敗れた。
イシルドゥアは指輪を自分のものにしたけど指輪の魔力が強すぎてイシルドゥアも指輪に屈してしまった。指輪は今どうなっているのかわからないということです。
遠い昔の話、闇の冥王サウロンは世界を滅ぼす強力な魔力をひとつの指輪に宿した。
やがて中つ国はサウロンの支配下に。
そこでサウロンに立ち向かったのが勇者イシルドゥア。
イシルドゥアはサウロンの指を切り落とし勝利をおさめるものの、指輪を自らのものにした。
しかし強い魔力を持った指輪はイシルドゥアを裏切り、イシルドゥアは支配され死に追いやられる。
指輪はその後、あるじを変え場所を変え・・・やがて神話となった。
映画「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」のあらすじと見どころ
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指輪伝説から時代は飛び、ホビット庄ではビルボ・バギンズの111歳の誕生パーティーで盛り上がっていました。
ところがビルボは自分のスピーチの最中、突然指輪をはめ、姿を消してしまいました。
これを見た魔法使いのガンダルフは家でビルボを待ち伏せし問い詰め、結局その指輪はサウロンの指輪であることが判明。
モルドールの滅びの山の火口に指輪を投げ込むしか指輪を滅ぼす方法はなく、その使命はフロドに託されることに。
指輪を滅びの山へ捨てに行く使命を背負ったフロドが、ガンダルフはじめエルフやドワーフ、人間と出会い助け合いながら旅を進めていきます。
見どころ①旅の仲間集結のワクワク感
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第1部ということで、旅の仲間がぞくぞくと集まったときの興奮は今も忘れられません。
指輪がつなぐ旅の仲間、ここから物語としてはスタートラインに立つわけですが、すでに胸がいっぱいになります。
しかも、ここからはエルフとドワーフといったフロドとは異なる種族がさらに加わってきます。
いよいよはじまる冒険に高揚感がおさえられません。
見どころ②ボロミアの弱さと気高さ
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私、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズだけはおおげさでなく何十回(へたすると3桁)みていますが、物語佳境のボロミアには本当に真の戦士の姿を感じます。
「ロード・オブ・ザ・リング」は味方側に意志の強いキャラクターが多いです。
でも、だからこそ、ボロミアのような人間味あるキャラクターに感情移入せずにはいられません。
ボロミアの誇り高い勇姿は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ屈指の名場面です。
映画「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」のあらすじと見どころ
第1部の最後でバラバラになってしまった旅の仲間たち。
フロドとサムは滅びの山に向かう旅へ。
道中で出会ったゴラムに道案内をしてもらうことに。
一方アラゴルン、レゴラス、ギムリはウルクハイに連れ去られたメリーとピピンを救う旅へ。
そこで人間の王国ローハンの騎士軍団に出会います。
話を聞くとローハンでは、セオデン王がサルマンの配下であるグリマによって操られており、王国に危機が迫っているとのこと。
メリーとピピンの無事を確認したアラゴルン一行は、ローハンを救うために戦争に挑みます。
旅の仲間も解散、フロド&サム、アラゴルン&レゴラス&ギムリがそれぞれの旅へ向かいます。
話も1作目と比べてシリアスになっていきますが、そんな中レゴラスとギムリの間で育まれる友情やかけあいが癒しだったりします。
そして「二つの塔」ではボロミアの弟、ファラミアも登場。
「二つの塔」を見た後はいつもファラミアは一番好きなキャラクターになっています。
見どころ①ゴラムの謎
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敵?それとも味方?
・・・やはり、「二つの塔」からのキーパーソン、ゴラムの登場ですね。
フロドが着実に指輪の魔力におかされていく中で登場するゴラム。
ずるがしこくて腹が立ってしょうがないのですが、はたしてゴラムは冒険に何をもたらすのか。
2作目ではまだミステリアスです。
見どころ②熱すぎる戦
戦争シーンは3作目でも出てきますが、正直2作目の戦争が一番個人的には面白いと思っています。
劣勢すぎてみな死を覚悟のうえ臨むのですが、そこに現る思いがけない援軍からの大逆転には燃えます。
映画「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」のあらすじと見どころ
指輪の誘惑とたたかうフロド。
指輪に蝕まれるフロドを救いたいサム。
アラゴルンの決意。
アラゴルンと運命をともにするレゴラスとギムリ。
仲間のため、守ってくれたボロミアの思いのためたたかうメリーとピピン。
アラゴルンと生きる道を選んだアルウェン。
登場人物それぞれが、自分の旅を終わらせようと最後の戦いに挑みます。
登場人物全員に、それぞれの思いがあります。
この最後の戦いで、彼らの物語に決着がつく。
みんなに一言、おつかれさまを言いたいです。
見どころ①アラゴルンの主人公っぷり
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最終決戦でのアラゴルン。
「ロード・オブ・ザ・リング」で一番かっこいいシーンですね。
アラゴルンが主人公なんじゃ?と錯覚するほどかっこよくてしびれます。
アラゴルンにも苦悩がありました。
アラゴルン本人ではないとはいえ、同じ血が流れる祖先・イシルドゥアの幻影にとらわれてきたんです。
フロドのため、過去という恐怖に打ち勝つため・・・最終決戦への思いを想像しながらみましょう。
見どころ②サムの主人公っぷり
もう一人主役がいました。
サムです。
正直「王の帰還」はみているこっちがつらくなる描写が多くてサムが不憫でしかたないのですが、それでもフロドを救うために立ち向かう姿には涙を禁じ得ません。
思えば「旅の仲間」のラストでも、泳げないのにフロドを追って海に向かっていきおぼれていましたね。
勇者はまちがいなくサムです。
「二つの塔」のラストでフロドがサムに言ったセリフを振り返ってみると、サムがいないと無理だというのはフロド自身もわかっていたんでしょうね。
まとめ
以上、映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのあらすじと見どころ紹介でした。
「ロード・オブ・ザ・リング」はキング・オブ・ファンタジー映画。
まちがいなく一番面白いファンタジー映画なんです。
まだの方はぜひ、何度でも観てほしい映画です。
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