セオデンとデネソールに見る二人の共通点、希望と絶望

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズに登場するローハンの王セオデンと、ゴンドールの執政デネソール。

実は彼ら二人には共通点があるんです。

しかし、似た境遇の彼ら二人ですが、セオデンには希望を、デネソールには絶望が表現されています。

この記事では、セオデンとデネソールの共通点と、彼らに見る希望と絶望について書いています。

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セオデンとデネソールの共通点

  1. セオデンとデネソールともに息子を亡くしている
  2. 跡継ぎを認めない

セオデンは息子セオドレドを、デネソールはボロミアを亡くしています。

そうなると跡継ぎ問題が出てきますが、セオデンはエオメルを、デネソールはファラミアを認めていないんですね。

セオデンの場合はわかりにくいですが・・・デネソールの場合はわかりやすくファラミアを拒絶しています。

デネソールは絶望し自ら命を絶つ選択を

愛するボロミアを失い、しかもゴンドールに押し寄せる敵の軍勢を前にして国は終わりだ、人間はもう終わりだと絶望するデネソール。

デネソールは、息子の死と敵の勢いに負けてしまい、結果自ら命を絶ってしまうのでした。

これが、セオデンとは対照的なところですね。

セオデンは悲しみを希望に変え戦う決意を


一方でセオデンはセオドレドを失ったことで深く悲しみますが、この気持ちを戦う決意に変えるんですね。

「王の帰還」でゴンドールへ援軍にかけつけたローハン軍が見たのは、おびただしい数の敵。

しかし、セオデンはこれに臆することはありませんでした。

それどころか、味方を鼓舞し、王自ら先頭に立ち敵軍へと突っ込んでいきます。

敵の軍勢を見て絶望の表情を浮かべたデネソールとは全然違いました。

セオデンを突き動かしたのは「誇り」

もちろん、セオドレドの死を無駄にしまいという思いもありました。

ですが何よりも大きいのがローハン王としての誇りだったと思います。

セオデンは死の間際、「父祖のもとへ行く。今なら恥じることなく栄光ある彼らの仲間に入れる。」というセリフをのこしています。

このセリフから、セオデンには偉大な父祖に負い目を感じる部分があったのだと思われます。

しかし、悲しみを乗り越え、ローハン王として立派に戦い抜いた。

父祖に恥じない誇り高い死を遂げたのです。

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一方では絶望を、一方では希望を

セオデンとデネソール、似た境遇の二人。たどる運命も、同じく死でした。

ですが、その死に至るまでの生きざまは大違い。

一方では未来に絶望して自ら死を選び、もう一方では暗闇の中に光を見出そうとしたうえで戦死。

たしかにセオデンの生きざまはかっこいいし、脅威を前にしたとき自分もそうでありたいと思います。

でも、現実的にはデネソールのように屈してしまうことのほうが多いんだろうなとも感じますね。

デネソールには現実、セオデンには理想が表現されているように思います。