闇の森・・・かつての「緑の森」を統治するスランドゥイルにはドワーフとの因縁がありました。
映画「ホビット」の1作目冒頭を見ても、それはわかりますね。
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— The Hobbit (@TheHobbitMovie) 2015年12月11日
本記事では、ドワーフたちに非協力的だったスランドゥイルについて、トーリン役のリチャード・アーミティッジとスランドゥイル役のリー・ペイスの意見をご紹介します。
※映画「ホビット」のパンフレットを参考にしています。
「ホビット」を視聴する方法はこちらの記事で紹介!

目次
トーリン役リチャード・アーミティッジが見るスランドゥイル
エレボールが陥落したとき、なぜスランドゥイルは側にいながら助けてくれなかったのか、トーリンには理解できなかった。
その恨みは一生忘れない。-リチャード・アーミティッジ―
ドワーフたちが危機に瀕しているのを見ていながらも見殺しにした。
トーリンにとっては、スランドゥイルは一生憎むべき存在だったんですね。
リチャード・アーミティッジが説明するのは、スランドゥイルの非情さをトーリンは恨んでいるということ。
ただ、一作目を見ればスランドゥイルがドワーフを嫌う理由もわかりますが・・・。
スランドゥイル役リー・ペイスが見るスランドゥイル
スランドゥイルはエレボールの金の山を目撃した。それが決定的な原因じゃないか。
金をたんまり蓄えている強欲さにはいつか天罰が下ると思った。だから手を差し伸べなかったのでは。-リー・ペイス-
一方スランドゥイル役のリー・ペイスは、違った見方をスランドゥイルに対してしています。
炎に包まれるドワーフたちを見て、強欲さへの天罰だとスランドゥイルは考えたから助けなかったと。
あえてそうしなかったんだと述べていました。
トーリンの気持ちもスランドゥイルの気持ちもわかる
見殺しにされたと感じたトーリンの気持ちもわかる。
しかし、ドワーフの強欲さに落胆して手を貸さなかったスランドゥイルの行動も理解できます。
お互いに相手に対する「なぜ」があるからあのような関係になってしまったんですね。
スランドゥイルも戦いを通じ成長した
しかし、スランドゥイルも五軍の戦いを通じさまざまな人間模様を目撃し成長しました。
今までは、自分たちさえ良ければという考えでしたが、五軍の戦いを経てその考えも変わったように思います。
最後、愛する人を失ったタウリエルやレゴラスにかけることばを見ても、スランドゥイルの心に変化があったのがわかりますよね。
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